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ウクレレ・アトランダム

下村勝Masaru Shimomura

作品概要

制作年
2025年
素材
ウクレレ、アクリル
サイズ
170mm(幅)×530mm(高さ)×60mm(奥行き)
販売価格¥33,000(税込み)
販売応募期間:2026年5月15日〜6月15日まで

これやんの作品コメント

「ザ・チョイス」「TIS公募」で多数の入選経験を持つベテラン・イラストレーター、下村勝さん。今回はウクレレにペインティングした作品を紹介します。ウクレレに描いているのは“思いつくままに描きやすい”のが理由とのこと。犬やムエタイ選手、ブドウなどのモチーフを自由に書き込んだポップな仕上がりの1本です。
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STORY

これやん:下村さんがイラストレーターを志したのはどんなきっかけでしたか?

下村:僕はデザイン系の学校に通っていたのですが、当時は綺麗に線を引くことがデザイナーなるために必要なことで、“向いていないな”と思ったんです。でも、イラストレーターになろうと思ったのは、その業種をまったく知らなかったのも大きいですね。かれこれ30年近くイラストレーターとしてやっていますが、はじめたときは当時のバンドブームのように上手い下手とかじゃなくて、何か面白いものがあれば“誰でもできる”という風潮があって。そんな勢いに乗ってイラストレーターとして活動をはじめました。もちろん実際にはそんな甘い世界ではなく、とても厳しい部分の多い職業だったわけですが。

これやん:勢いでイラストレーターの世界へ飛び込んでいったわけですね。

下村:もちろん一生懸命努力はしてきましたが、だからといって常に結果がついてくるわけではないのがイラストレーターの厳しさでもあります。僕の場合は描き始めた頃にアクリル絵具を厚く塗るスタイルが主流だったので、そういった表現のなかで自分らしいタッチを学んでいきました。

これやん:どんなふうにして描くことが多かったのですか?

下村:図鑑や写真を見て描くものを決めていきます。自分では似せて描いているつもりなんですが、どうも性格的に適当なところがあるせいなのか、そうはならないんです(笑)。でも、似ていないほうが個性にもなるし、それでいいかなという感じでやっています。

これやん:下村さんの強い線のタッチは、いつ頃生まれたのですか?

下村:グラデーションを意識していったら、自然と太い線の表現になっていきました。ちょうど20代の半ばくらいですね。「ザ・チョイス」に入選して有名になりたいと思っていたものの、なかなか結果が出ず……それでも諦めずに応募していたら、32歳の時チョイスの「第88回」で、横尾忠則さんに入選させてもらうことができました。横尾さんに選んでいただいたのだからこれは貫くしかないと思い、その頃のタッチで今も描き続けています。