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lakeblue

onomayu

作品概要

制作年
2016年
使用素材
陶、木製パネル
重量
5kg
サイズ
728mm(幅)×515mm(高さ)×50mm(奥行き)
販売価格¥100,000(+税)

倉本美津留のこれやんコメント

陶芸素材の面白さを表現するという斬新な作風で注目を集める小野さん。「pieces」は、粘土と釉薬にフォーカスしたシリーズで、人の手作業が生み出すファジーさと、それによる個体差が如実に表れるように、同じ作品を連続させて素材が持つ多彩な表情を見事に表現しています。この「lakeblue」では、釉薬のさまざまな表情と色の美しさが際立っています。
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STORY

倉本:小野さんは陶芸作家として、素材の面白さを追求した個性的な作品を作っていますが、今の表現に辿り着いた経緯について教えてください。

小野:陶芸を始めたのは自分に合っていたからですが、焼き物を始めて10年くらい経ち、いろんな表現をしてきて……この素材が好きだとしみじみ感じたことありまして。それで、素材のおもしろさをそのまま見てもらう作品ができないかなと思い、こういった作品に至りました。

倉本:釉薬と粘土の面白さということですよね。

小野:はい、「pieces」というシリーズで、単純に粘土でできる形や釉薬のムラを表現しています。ひとつひとつをナンバリングしているのは個体差を表わしているのと、カウントすることで時間軸が生まれ、半立体の世界に奥行きが出るからです。

倉本:ひとつひとつ分量を図って、作っているのですか?

小野:図ってはいませんが、私なりの“同じ”意識でやっています。形も四角く、釉薬も同じように塗っているつもりですが、どうしてもできてしまう形の違いや釉薬のムラは……私のせいかもしれないし、素材と私が同じ分量でコラボしているのかもしれません。同じことはできても再現はできないというのもこの作品の魅力ですね。しかも粘土や釉薬は、私とは違って作られたら永遠に存在していくこともできます。

倉本:そういうことを踏まえて、シンプルなものに行き着いたんですね。

小野:それに、焼きものや陶芸のイメージを変えたいという思いもあります。世間では陶芸と聞くと山奥で作務衣を着てストイックにやっているイメージがあるかもしれませんが、実際にそういう方もいらっしゃいますが、もっと自由な表現があることも知ってもらいたいんです。私は自分の作ったものが“作品”であることにはこだわりがなくて、インテリアという人がいたらそれでいいし、タイルって言うならそれもいいと思っていて、形態も解釈も見る人に任せたいとも思っています。

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