気をたしかに。/しりあがり寿
作品概要
- 制作年
- 2022年
- 素材
- 木製板、アクリル
- 技法
- 加熱
- サイズ
- 300mm(幅)×900mm(高さ)
これやんの作品コメント
ギャグ漫画家としてはもちろんのこと、アート方面でも精力的に活動されるしりあがり寿さん。今回は2022年の個展「焚書坑寿」の作品群です。ここにあるのは、焼けずに残った大切な言葉たち。作品について、しりあがりさんのコメントをご紹介します。
焼いても焼けなかった大切な言葉ですね。この作品はいろんなところで何度も展示している大事な言葉です。僕はなんだかんだでふざけていても、世の中を信じているところがあって。それはやっぱり人間の理性を積み重ねて、みんなで知恵を集めたら、世の中はよくなるだろうって楽天的に思っていたりします。そんな自分でも、"怖いな"って思うこともあります。"ちゃんと考えれば分かるだろう"とか、"そんなの当たり前じゃなかったのか"っていう。世界はそこまで確かじゃなく案外モロイぞみたいな。そんなときはひとりひとりが気をたしかにして、当たり前のことからはじめる。そこを踏み台にして積み上げていくっていう、そういうことを思い返さないといけないときってあると思うんです。このご時世、本当にちょっと怖いなって思うこともあるので、偉い人ほどこの作品を部屋にぶら下げておいてほしいです。(しりあがり寿)
焼いても焼けなかった大切な言葉ですね。この作品はいろんなところで何度も展示している大事な言葉です。僕はなんだかんだでふざけていても、世の中を信じているところがあって。それはやっぱり人間の理性を積み重ねて、みんなで知恵を集めたら、世の中はよくなるだろうって楽天的に思っていたりします。そんな自分でも、"怖いな"って思うこともあります。"ちゃんと考えれば分かるだろう"とか、"そんなの当たり前じゃなかったのか"っていう。世界はそこまで確かじゃなく案外モロイぞみたいな。そんなときはひとりひとりが気をたしかにして、当たり前のことからはじめる。そこを踏み台にして積み上げていくっていう、そういうことを思い返さないといけないときってあると思うんです。このご時世、本当にちょっと怖いなって思うこともあるので、偉い人ほどこの作品を部屋にぶら下げておいてほしいです。(しりあがり寿)
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