馬の屁に 目覚めてみれば 飛ぶほたる/小林一茶
作品概要
- 制作年
- 2022年
- 素材
- 木製板、アクリル
- 技法
- 加熱
- サイズ
- 145mm(幅)×227mm(高さ)
これやんの作品コメント
ギャグ漫画家としてはもちろんのこと、アート方面でも精力的に活動されるしりあがり寿さん。今回は2022年の個展「焚書坑寿」の作品群です。ここにあるのは、焼けずに残った大切な言葉たち。作品について、しりあがりさんのコメントをご紹介します。
これは小林一茶の俳句ですけど、面白いですよね。(松尾)芭蕉も馬のおしっこの句を詠んでいたんですけど、江戸時代には馬がもっと一般的なもので、そういう言葉にユーモアや風情を感じていたんだと思います。でも、これを今の僕らがみると"どこの世界のことだ"と感じてしまう、昔と今の時代の移り変わりも面白い。それに、今の僕たちにとって、この句で詠まれた場面なんて知らないのにも関わらず、どこか感じられるものがあるのは、"DNAで感じているのかな"って僕は考えちゃったりもする、お気に入りの句です。(しりあがり寿)
これは小林一茶の俳句ですけど、面白いですよね。(松尾)芭蕉も馬のおしっこの句を詠んでいたんですけど、江戸時代には馬がもっと一般的なもので、そういう言葉にユーモアや風情を感じていたんだと思います。でも、これを今の僕らがみると"どこの世界のことだ"と感じてしまう、昔と今の時代の移り変わりも面白い。それに、今の僕たちにとって、この句で詠まれた場面なんて知らないのにも関わらず、どこか感じられるものがあるのは、"DNAで感じているのかな"って僕は考えちゃったりもする、お気に入りの句です。(しりあがり寿)