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ドレスアップツールズ#1

金谷裕子

作品概要

制作年
2018年
使用素材
毛糸、スパンコール、ビーズ、蒸し器
サイズ
240mm(幅)×240mm(高さ)×40mm(奥行き)
販売価格¥57,000(+税)

倉本美津留のこれやんコメント

1960年代のポップでサイケデリックな色彩感覚を進化させ、イラストから立体作品、インスタレーションまで幅広い手法で活躍する金谷裕子さん。こちらは立体作品で生活の身近にある日用品を、金谷さんのポップでカラフルなデザインを加えることで、まったく違うものに生まれ変わらせています。イラストと同様に高揚感を覚える色彩感覚は、作品の形態が変われど、通底していることが分かります。
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STORY

倉本:金谷さんの作品は1960年代のカルチャーや音楽の影響を感じさせるカラフルな世界観がありますね。

金谷:まさにその時代に影響を受けています。子どもの頃から勉強よりも絵を描くのが好きで、授業中も教科書やノートに落書きばかりしていました。なので、いざ受験となった時に勉強よりも絵を描くほうが楽しいと思って、美大に行きました。大学は写真を専攻してましたが並行して絵も描いていて、いつの間にか絵に戻っていました。

倉本:油絵とかはやらなかったのですか?

金谷:油画はめんどくさそうだなと思ってしなかったです、思いついてすぐに始められるものが好きなんですよ。

倉本:素直に自分がやりたいことだけを続けているんですね。モチーフも人物や自然ではなくて、柄やパターンを追求しているのはどうしてですか?

金谷:デッサンして形取るというのがあまり好きじゃなくて……だから、模様を描いているのかもしれないです。私は絵を通して伝えたいことは基本的にはないのですが、見たときに感じる気分というか、高揚感を絵にのせたいと思っています。言葉を通して元気になることもありますが、空や花を見て気分が上がることがあるじゃないですか? そういうものを作りたいです。

倉本:なるほど、気分が高揚するための色彩感覚なんですね。

金谷:まだ自分が好きな色を意識していない頃に、特定の色の絵の具がすごく減っていることに気づき、そのときから自分は鮮やかな色が好きなんだと分かりました。でも、逆に絵ではまったく使わないグレーなど色のものをどうして持っているのかを考えたら、それは気持ちが良いから選んでいるのではなく、学校に行くのに都合がいいとか便利とか、条件によって選んでいるだけなんだなと。それで絵も身の回りのものも、気持ちよいと感じる色だけを選ぶようにしたら、自然と今のような色になりました。それと絵を描くをときに一番意識しているのは、嫌々描かないことです。しんどいとか、我慢したり、努力して描くと、絵が“苦く”なる気がするんです。苦さが良い絵もあるかもしれませんが、私の場合はそうではないものを作りたいと思っています。

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