「みこころ」は漢字で書くと御心で、こっちの方がイメージが湧いたのですが、やっぱり「ひらがな」で来たのだから「みこころ」で考えなくてはとなり、検索してみました。するととにかく神が出てきて、とても難しくなってしまいました。
僕は幼稚園がプロテスタントで中学まで週末は教会にいってました。しかし、家ではお寺にお墓参りしたり、神社にも行き、占いもやり、おみくじも引くといった結局、自分の都合のいい時だけとるといったことになっていました。
自分の中でミックスされた宗教が毛布の中の混沌と重なり、神棚のところに天使を置き、自分の宗教感が出ています。都合の良いところだけとる「みこころ」が、ある意味ポジティブといったところです。日本人はなんでも取り入れて、右にいったり左にいったり全てを受け入れるのはすごいなぁと思ったり、そこに依存心があったりもするのも面白いですね。
この作品を見てもらって、おもちゃみたいでかわいいと感じてもらうのもいいのですが、この作品の背景を知ってもらって、ちょっとした怖さも感じてもらえたらうれしいです。