げんかつぎと聞いて、「カツと勝つ」とか「勝負服」「下着」などをイメージしましたが、トンカツを描くのも難しいなと思いました。それで、自分の表現としてこの言葉で何ができるかを考え“ここぞという朝食”に使ってほしい、カップ＆ソーサーを作ることにしました。お皿に描いた柄も縁起物のレンコン。たくさんの穴があり、将来の見通しが良いという縁起があります。
お皿はひろげても重ねても美しく見せるために、青系のみを使ってシンプルに描きました。あくまで描いているものは平面ですが、それが陶器として立体化したときに感じる面白さを楽しんでもらえたらと思います。あとはもし、このセットを使ってもらえるとしたら、その日が良い一日になるようにと願っていただきたいですね。