「いさぎよい」と伝えられて正直、よくわからなくて……。どこに焦点をあてたらよいのかと。形としての「いさぎよい」にしました。最初は「○」と「×」をシンプルに表現することも考えましたが、「いさぎよい」が生まれる過程、どうどうめぐりをしながら一つの形になっていくことを、三角で表しました。
複雑なものを簡略化していくことが良いという最近の風潮ですが、自分がいつもやっていることは反対かもしれません。
最近の情勢を見ていると、文化的なことは合わさらないなという思いがあり、それをレイヤー状にして、さらに重なりながら少しずつずれるということで断絶を表してます。
いろいろな見方で、遠くからだったり近くから形を見てもらって、印象の違いを感じてほしいです。